ArKitypeのブログ

セガ信者なArKitypeがゲームとか趣味の話を書いてます COJ成分多めだった

RMTの話

 久しぶりの更新になります。 テスト期間も近いのでまた更新期間が空くと思いますので悪しからず。

 

約1週間ぶりのCOJは新デッキを試したところ33戦22勝。 たぶんこれまでCOJをやってきた中で最高の成績に喜びを隠せません。 ランクも、先週に3色魔導士もとい紙束でSS10まで落ちたところをSS5まで引き上げることができました。 過去最高らんくです、この調子でJランクを目指せていければ嬉しいですね。ゲームの下手さには定評がある自分ですが、これからも頑張っていきます。ちなみについでにやったボダは惨敗でした。

 

さて、今回書くのは、多分全COJプレイヤーのうちでもそれなりの人が関わったであろう、「RMT(リアル・マネー・トレード)」についてです。

 結論から言ってしまうと、RMTは禁止事項であることに変わりはありません。公式サイトにあるように、Aimeおよび商品(ここではCOJのカードの事を指すと思われます)の贈与、売買、ネットオークションでの取引など、非正規のルートでの入手は認められていません。

 RMTはおそらく、ゲーム界隈では、ほぼすべての作品で見られるもの自分はおもいます。 中には公式がRMTを容認しているゲームがありますが、自分の知る限りセガが開発運営を行っているゲームではオンライン、コンシューマ(スマホ含む)、アーケードのすべての部門で、RMTが認められていません。(例:PSO2、ぷよクエなど)

 なぜ、セガRMTを認めないのでしょうか。今回はCOJに限っての話ですが、その理由の1つにRMTが基本的に個人間で行われる行為の為、詐欺などの被害に遭うおそれがあるからです。 この事項に関しては、公式サイトでも言及されています。

 ネットオークションという不透明な取引によって、何らかの被害を被るというのは、決して珍しい話ではありません。

 これを防ぐためにも、セガRMTを禁止していると自分は考えています。

また、もう一つ考えられる理由は、「ゲームセンター及びセガに収入が入らないからです。」

例えば、仮にAとしますが、Aが一万円かけてフォイルベルゼブブを3枚手に入れたとします。 また、Bは1万5千円ターミナルでVer1.2を引きましたが、一枚もベルゼはでませんでした。

 この時点で、ゲームセンターに投入されたクレジットは2万5千円です。

ここで、Aが手に入れたフォイルベルゼ3枚を1万1000円でネットオークションに売りつけ、それをBが購入したとします。

この場合、Aはベルゼ3枚と引き換えに千円の得をしました。 Bは2万6千円でベルゼを3枚手にいれました。 この時点で、不利益を一番被ったのはだれでしょうか。

 答えはゲームセンターです。 本来なら、Bは正規のルートすなわちパック購入またはサテライトへのクレジット投入による「アクティスの贈り物」によってフォイルベルゼ3枚を手に入れなければなりません。 もしBが正規のルートで手に入れようとした場合、最低で100円(アクティスの贈り物でベルゼ3枚が同時にくる)、最高の場合、は出るまでですので、青天井のクレジットがかかります。

 しかし、BはRMTを行ったため、1万5千円のクレジットの以後、ゲームセンターには収入はありません。

 よって、ゲームセンターは少なくとも100円以上の売上を逃がす=損失を出したことになります。 もちろん極端な話ですので現実がかならずしもこうだというわけではありません。 しかし、RMTに至る大半の方はこのような経緯がるのでは、と僕は考えてます。

 「◯千円、◯万円つっこんだのにベルゼもアテナも大リーナもこない……」

                                       ↓

「この後、いくらっ突っ込んでも出る気がしないしトレード相手もいない……」

                                       ↓

「もうRMTで高くてもいいから手に入れよう……」

おそらく、このような感じだと思われます。

 ちなみに、実際にオークションサイトを確認したところ、フォイルベルゼ3枚は、一品だけでしたが、11500円で出品されていました。

他には、大リーナフォイル3枚で10000円などがありました。

自分は、ノーマルの大リーナが2枚と、アテナが2枚当たるまでに1万3千円かかりました。

 友人によれば、1万5千円で、イザナギが2枚、アテナが1枚との話です。

 余談ですが、ベルゼブブは、2枚当たるまでに2万円かかりました。

 おそらく、自分がCOJにこれまでつぎ込んだお金は10万円に程近いでしょう。

 しかし、自分はこれを損だとは思ってはいません。 

 COJはプレイに対する時間あたりにかかるコストは数多のアーケードゲームの中でも最も少ないと行っても過言ではないと思われます。

今日、自分はCOJを約8時間で33戦(うちカードブーストEX使用28回)しましたが、プレイにかかった金額は、たったの1500円でした。 もしこれをボーダーブレイクでやろうものなら、1万円はくだらないでしょうし、ギルティギアやバーチャのような格闘ゲームでも、数千円は確実にかかるでしょう。 某アニメ原作のロボットアクションゲームでも店舗によっては◯時間貸し切りなどをやってますが、1時間で2000円以上が相場のようです。

それを考えると、COJは時間あたりにゲームセンターが得られる収入はあまりにもすくないです。 それを補うのが、パックの販売です。

 たしかに、パックを買えば、20分で1万円が消えることもあります。 それで得られたカードにろくなものがないことはあるでしょう自分も経験があります。

 しかし、だからといって、RMTを正当化できるでしょうか。 ゲームセンターは入るはずの収入を得られず、購入した筐体のリターンはおろか、電気代すら稼げない。

 つまりRMTが横行すればするほど、困るのはゲームセンターであり、もしそれが遠因でゲームセンターが潰れてしまおうものなら、自分のみならず、他のプレイヤーにも影響がでてしまいます。 多少誇大化した喩え話ですが、決してあり得ない話でもありません。 まず、おかしいのです。 ゲームセンターのセガのゲームなのに、なぜ、いちプレイヤーにすぎない人物がRMTによって利益を得る事自体がです。

 RMTと言わず転売と称したほうが適切ですし、事実、RMTは転売行為に違いありません。

これは、声を大にして言いたいことなのですが、

 COJによって利益を手に入れていいのは、ゲームセンターとセガだけです。

 ユーザーはどこまでいってもユーザーです。始めたてのEランクでも全国ランキングに載るQランクでも一ユーザーという事実は変わりません。 COJはユーザーのお金を対価にCOJを遊ぶことによる「楽しみ」を提供しているのです。 決して、リアルマネーによる利益を与えているのではありません。  カードを手に入れたいのなら、どれだけ大金がかかろうとも、クレジットを投入するか、ユーザー間でトレードをするしかないのです。

 そんな理不尽な話があるか、と思われる方もいるでしょう。 しかし、COJもまたビジネスの1つです。 もし、あなたがCOJのビジネススタイルに不満があるのなら、セガに問い合わせてるという方法もありますし、究極的にはセガの株を買うことで総会で意見を申し出ることもできます。

僕自身、ソーシャルゲームの料金システムにはあまりいい思いをしたことはありません。

 しかし、それは僕がソーシャルゲームとそれにかかるお金の量が割に合わないと感じたからであって、そのシステムが完全悪とは思いません。

 僕は、COJは大金を払ってでもプレイしたいほどの価値があると感じたのでクレジットを払っています。

 逆に、COJはしたいけどこれ以上クレジットを払いたくないという人は。

 絶対にRMTには手を出さないでください。 例えRMTで目当てのカードをてにいれて、もしそのカードのお陰でランカーに慣れたとしても、そのランクは嘘偽りでできたまがい物のランクです。「自分の力で」手に入れたものではない無意味なものです。

 COJがセガから提供されたサービスである以上、セガの定めたルールに則るのは当然のことです。

「キレイ事だけじゃやっていけない」と言う方もいるかも知れません。 ですが逆に、ゲーム1つぐらい、ルールを守ってやり遂げるくらいできないのですか?と僕は問いたいです。  欲しいカードが手に入らない。たしかに残念ですし、つぎ込んだクレジットが無為に感じられるでしょう。 しかし、それは免罪符にはなりません。

 僕はCOJがこれからも長い間続いて欲しいです。 そのためにも、皆がルールを守り、プレイするのが必要です。 COJのためにも、ゲームセンター、セガのためにも決してRMTには手を出さないでください。 いちプレイヤーの小さな願いですが、これがCOJ全体に広がることを心から願います。

では今回はこのへんで。 次はデッキ記事かSSの続きになりそうです。