ArKitypeのブログ

セガ信者なArKitypeがゲームとか趣味の話を書いてます COJ成分多めだった

僕はスクールオブラグナロクに対して蔑んでます

ついに「スクラグ」で検索すると公式サイトより上の方に候補に上がるようになってしまいました。

 

 どうしてこうなったかというと全部スクショにあるこの記事のせいです。

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arkitype-segashinja.hatenablog.com

 

 

 

今まで僕が書いてきたCOJやWlWセブンスドラゴンの記事に5倍近い差をつけて堂々のPV数1位です。

 正直悲しい。 何が悲しくて好きなゲームの紹介記事やデッキ紹介記事よりあのクソゲーを通り越した電気代泥棒を貶した記事がPVを稼いでしまうのか。

 このことを友達に話したら、

「世の中褒めちぎった記事よりも叩く記事のほうが注目集めるもの、アフィとか見てみろよ」

とのこと。 たしかに批判記事のほうが目がむきやすいですね。

 まあ果たして僕の記事が影響したのかはわかりませんが僕がバイトしてる間、バイト先では誰もスクラグに100円玉を入れてませんでした。 

 一方WlWはキャンペーン中なのもあって常に3席は埋まってる状態でした。

 たしかあのキャンペーンを全部獲得されると、

 1試合最低125円としてそれを5試合こなしてゲットできるステッカー*250

(125円*5*250=156250円)

 30試合こなしてゲットできるICタグ*15

(125円*30*15=56250円)

 50試合こなしてゲットできるサントラ*15

(125円*50*15=93750円)

 お会計合わせて156250+56250+93750=306250円になります。

実際のところは試合後のカード引きとかクレサとかで変動するんですけどクレサを考えない状態の実質の最低値でこれです。 実際大人気でした。

 で、スクラグの方はチュートリアルやってる人は結構見かけたのですが、だいたいそれが終わると席を立って別のゲームの方へ行ってしまいました。

たしか2日ほどだけ、スクラグがバイト先に入荷された直後のころ、スクラグで100円玉タワー積んでたお客さまがいて「おお!」となったのですが次の週末にはいませんでした。 

 そんな調子で賞金制全国大会なんかやったらあの様でした。 僕も配信で見ていたのですが中々にひどい試合模様でした。 MoA東京予選みたいなスカスカなトーナメント表に相次ぐ初心者狩りレベルの対戦。 ところどころ面白かった対戦もありましたが。

スクラグはどうしてこのような状況になってしまったのでしょうか。

 理由の1つとして僕のような触ってみてネガキャンをする人が多かったことですね。

 スクラグでツイッター検索して稼働初期の頃のツイートを見るとわかるのですが、やはりあのボタン配置やテンポの悪いチュートリアルで心が折れてしまった人が大半でした。 中にはやりこみ宣言してる方もいましたがやはりごく少数でした。

 世の中、最初にとっつきにくいものというのは流行りにくいものでゲームの場合だと最初に「達成する面白さ」を味わえないとはやり次のクレジットには繋がりにくいです。

 しかもスクラグはそのうえでさらに料金体系がまさかのチケット制。 しかもWlWのように試合後には追加課金できる要素あり。 料金こそ最初から今まで公式のクレサが続いてますが、試合後のカード引きは正直タイマンのゲームではまず見ないものなので、アケゲー初心者はともかくアケゲーになれた人でも「これは…」となった人は多かったです。

 WlWもJ勢や他のゲームやってる方に印象を尋ねると「面白いけど料金がね…」と敬遠されるかたがそれなりにいました。 実際WlWも欲しいカードを引こうとすると1試合ごとの料金がボーダーブレイクレベルになります。 それでもWlWが今こうして人気なのは「とっつきやすかった」からだと僕は考えてます。

 WlWをプレイする際に必要な操作は「スティックで移動する」、「ペンを握ってフリックしてストレートショットやスキル発動」、「ドローボタン押してドローしてドローショット」、「回避ボタンで回避」。

戦闘の基本的な操作はこの4つで完結してます。

なのでゲームに不慣れな初心者でも操作に慣れるのは非常に簡単だったと思います。

 では逆にある程度沢山のボタンがあり沢山の操作が求められるボーダーブレイクがありますが、こちらが全盛期ほどではないにしろ、人気ゲームであり続けてるのはなぜでしょうか。

 それはこちらの場合は「ロボ」というある一定の人が食いつくジャンルを持っていたことと「10VS10」という多人数プレイによって味方1人が地雷プレイをしてもある程度なら勝ててしまうシステムだったからだと思います。ですからへたっぴな初心者でもある程度勝利の余韻に浸れるわけです。

 そして2つともにもあったのは「魅力的な世界観とキャラクター」です。

 WlWでは少年少女やエテ公や大海賊や17歳がメルヘンな戦いを繰り広げます。

 「みんなが知ってる童話のキャラクター同士が戦う」という要素がプレイヤーをワクワクさせてくれます。 あと基本的にキャラがかわいくてかっこいい。

 ボーダーブレイクでは汚染された傭兵たちが明日を生きるために「昨日の敵は今日の友、今日の友は明日の敵」と、敵味方がめまぐるしく変わる中、雇われの陣営の為にブラストに乗り、昼夜戦いを繰り広げます。 男なら少なくとも僕はこの設定に魅力をすごく感じます。

 それに、プレイヤー自身が搭乗するブラストも、無骨なものからスタイリッシュなものや、禍々しい物まで男心をくすぐるラインナップを揃えていました。

 

 そこで、スクラグに戻って改めてスクラグに散りばめられた要素を確認すると、

「めまぐるしく変わる3D⇔2D対戦」 (これまでに無いシステム)

「タイマンゲーなのに陣取り合戦要素アリ(操作に慣れてないと対戦が煩雑になる)」

「やたらと多いボタンと操作」 (スト4レベルのボタン数)

「戦うのは世界の覇者を決める10の学校に転校してきた転校生」(筐体上に飾られた老若男女の神様立ち上げはサポートキャラ、肝心のプレイヤーの分身はキャラクリ頑張ってもそんなに個性が出ない)

「料金が高い&1プレイあたりのプレイ時間が短い」(勝ち負けにかかわらず1試合でチケット消費)  ※後のアプデで3連勝まで出来るようになった模様。

 

ぶっちゃけ、なんでこのゲームが世に出たのか不思議なレベルだと思います。

 以前僕が音ゲー界のスクラグと評したクロスビーツですが、こちらは大型アプデで新規に優しい楽曲の追加やみやすくなるようなアプデや曲解禁の易化など、結構なテコ入れが見られ、少ないながらもプレイヤーを見かけます。

 僕もNAOKI曲がかっこよかったのでそれ目当てにちょこちょことやってます。

 むしろ音ゲー界のスクラグなら今は天下一音ゲ祭に選出されたにもかかわらず稼働開始からずっと空気なシンクロニカの方が似合ってる気がします。

 

 とにかく、スクラグにはぶっちゃけ新規を惹きつけるような魅力はまずありません。

 試しに触ってみて、そこでおもしろさに「気づけた」極少数派のみが遊んでいる現状です。

多分大半の人は500円分くらいやっても面白さに気づけないと思います。 僕もそうでした。

 格ゲーのようにある程度どのゲームにも通じるようなコンボコマンド(コアコパ波動拳とか弱→中→強のようなコンビネーションとか)があるわけでもなく、マキブのようなボタン1つで派手な演出ができるわけでもなく(一応ラグナロクドライブで派手な攻撃はできるが)、バーチャロンのように超絶スピーディーなタイマンゲーができるわけでもない。

 これでどうやって人気だそうと考えたんですかね。 理解できません。

 お陰でゲーセンは高いゲーム買わされてひたすら通信料だけ取られていく日々です。

 逆にこのクソゲーをよく売りつけれたなと感心できるレベルです。

 

 ただでさえ斜陽なアケゲー業界。 スクエニはそれを潰したいのでしょうか。僕にはそのようにすら考えれてしまいます。

 幸い、そのスクエニからはディシディアアーケードというかつでPSPでミリオン近く売り上げたソフトのAC版が出ます。 クラウドやライトニングさんといった有名キャラが入り交じるゲームですので、僕は少なくとも電撃FCくらいには人がつくんじゃないかなと期待してます。 キャラゲーなので、ある程度最初に人が来るのは見込めますが問題は継続的にクレジットを入れたくなるようなゲームかいうことです。

 スクラグの場合はそこが壊滅的でした。

 ディシディアはどうなるのでしょうか。 僕もFFシリーズは大好きなので、出来れば流行ってほしいものです。 僕のバイト先は当面入荷予定はありませんが。 でもBEMANI新作のMUSECAは入荷するそうです。

 

 なにはともあれ、正直崖っぷちを通り越して谷底に落ちてしまったスクラグですが、せめて正式にサービス終了するまでだれかが温かい目で見守ってくれることを祈ってます。

 僕はもう画面叩き割って粗大ごみに出したいレベルですがね。 

 

書きたいこと書ききったので今回はこのへんで。

 

一応今日のJのニコ生のまとめは書く予定です。 井澤さんと勝氏J生に帰ってきて~。